ワーロックス

bearsmick2008-08-04

相変わらず閑なベアーズ・カフェですが、「ジェリー・ウィーク」にちなんで毎夜ヴィデオなぞ観ながら個人的に楽しんでおります。
WARLOCKS(ワーロックス)といえば、グレイトフル・デッドと名乗るようになる前のバンド名で、日本語にすると魔法使いとか奇術師という意味になるんですかね。その名前をそのまま頂いたご機嫌なデッド・トリビュート・バンドが我が国にも存在していて、日本のデッドヘッズの間でも人気があります。
残念ながら僕はまだ経験したことはないのですが、ジェリー・ガルシア役のケンちゃんとは、彼が70年代にミネソタ・ファッツというバンドをやっている時に知り合い、お互いデッドやヤングブラッズが好きだったせいもあり、仲良くしてもらったものでした。その後、連絡も途絶えていたのですが、自由が丘でマルディ・グラという店を営んでいた時、デッド好きな若いコから、「東京ワーロックスというバンドに、まるでジェリー・ガルシアみたいなギターを弾く人がいる。」ということを聞き、これはきっとあのケンちゃんに違いないと、それこそ頭に雷が刺さったが如く(デッドだけにね、笑)思ったものでした。で、梅島にあるデッド・ヘッズのライヴ・ハウス「ユーコトピア」まで観に行ったのでした。
そうしたら、やっぱりピンポ〜ン、大正解。ちょっと年も取ったものの、風貌もステージでの立ち姿もまるでジェリーのようなケンちゃんが素晴らしい音色でギターを弾き、デッドの歌を歌っていたのでした。その時にはちょっとだけしか話は出来なかったのですが、その後ケンちゃんはマルディ・グラに来てくれたりして、また少しだけ付き合いが始まったのですが、すぐに僕は田舎へUターンしてしまったので、その後はまた会っていません。
インターネットのおかげで、全国の人たちと連絡が取れるようになって、そのケンちゃんが新しいメンバーと「ワーロックス」という名前でバンド活動していることを知りました。東京が外れたということは、世界的になったということなんでしょうか?確かにいろんなところでのライヴ音源をシェアしてもらって聴くと、確かに母国語でない英語詞を歌う難しさはあるもののサウンドは素晴らしいものです。
最近マイミクのなべさん(昨年わざわざベアーズ・カフェまでお越し頂きました。)から、今年の6月28日に国立の地球屋で行われたライヴの様子をDVD化したものを頂きました。ライヴの模様が全部収められている訳ではないのですが、照明も含めなかなか楽しめる映像です。もっともっと観たいのはやまやま、実際にコンサートやライヴを経験したくなります。
今夜は、ワーロックスの映像の前に、グレイトフル・デッドの1972年のヨーロッパ・ツアー時のヴィデオも観ていました。さて明日は、いつのライヴのヴィデオ観ようかな、いつものように一緒に観てくれる人を大募集です。(笑)