若い血潮、再び

bearsmick2005-01-14

昨日の予告通り、今夜は店が閑なのをいいことにヤングブラッズ、J・C・ヤングのアナログ聴きまくりました。いやぁ、良かったです。聴いたのホント久しぶりだったんですが、知らず知らずのうちに影響を受けていたことが判明いたしました。(好きだからしょうがないじゃん!)酩酊爺さん、夕焼け楽団聴いてヤングブラッズを思い出す、これ正解ですよ。何故、この二つのバンドが好きかというと出ているグルーヴが似ているんだもの。
ところで昨日の文に間違いがありました。尾城君と違って僕は資料を手元に置くでもなく書きなぐるタイプなので、よく間違っているんですが、今日レコードを聴きながらライナーとか読んでいたら、さすがに訂正しなくちゃいかんだろうというのに気づきました。
その一、J・C・ヤングは東部出身でもボストンではなくNYはクィーンズ地区育ちだということ。で、グリニッジ・ヴィレッジあたりのコーヒーハウスでフォーク・シンガーとしてデビューしたわけですね。
その二、西海岸へバンド揃って移住したのも本格的に「ゲット・トギャザー」がヒットする前だったということ。「ゲット〜」はジェファーソン・エアプレインもやっていますよね。60年代のあの空気を伝えた良い曲だと思いますが、さすがに彼らも憧れたのでしょうか、サンフランシスコの近くの田舎に引っ越したそうです。
そのラクーンからのJ・C・ヤングのソロ・アルバム「トギャザー」の裏に、懐かしい「らくーん・かわら版」を作っていたときの組織(こう書くとなんか偉そう!)の可愛いハンコが押してありました。アライグマのしっぽが上に行ってるのがご愛嬌です。

「ハイ・オン・ア・リッジトップ」は珍しくお金をかけて作ったアルバムなのか音が良かったですね。内容も一番ポップで明るいかもしれません。この後もう一枚出る予定だったらしいですが、結局これでおしまい。ソロの時代に入っていくのですが、きちんとバンドでやっていてちょっとジャズやソウルのテイストも混ぜていい感じの音つくりですよね。でも70年代末までで一線から離れていったのは残念です。