ベアーズ・カフェのベアーは?

bearsmick2006-01-05

今から8年前に東京を引き払って、故郷である人吉で店を始めたのですが、東京を離れる前にはもう次の店の名前は「BEARS CAFE」にすると決めていました。
御存知の方もいらっしゃると思いますが、熊本県球磨郡の「くま」と僕が好きで、かつ生き方にも多大なる影響を与えてくれたアメリカのバンド「グレイトフル・デッド」のキャラクターでもある熊をかけて「BEARS CAFE」にしたのです。
店の看板も勝手にそのデッドのモノを使っているので著作権に触れているのは分かっているのですが、片田舎での微々たる商売なので許してください。(笑)
町の雑貨屋さんなどでデッド関係グッズはけっこう売っているので、デッドを知らずに持っている人もけっこういらっしゃるようです。今夜もカッコイイ青年が(以前、店に来てくれた時、その場に居合わせたカミさんとK子さんが、「人吉にもあんなカッコイイ男の子がいるんだねぇ。」といっていたほどです。ちょっと嫉妬してしまいますね。笑)、「BEAN BEAR(デッドの熊のヌイグルミです。一つ一つに曲やイベントなどの謂れを基にした名前と誕生日があります)は持っているしSYFのステッカーはクルマにも貼っているんですが、まだデッドの音楽を聴いたことがないんです。」と言ってやってきました。
デッドの音楽も聴きたいし、レコード・ジャケットも見せてもらいたいと言うことなのでレコード棚から数十枚のレコードを出して見せてあげました。興味深そうに一枚一枚観ていましたが、やっぱりSYF(スティール・ユア・フェイス/1975年のライヴ・アルバムのジャケットを飾った絵です)がカッコイイと言っていました。
ど、音楽を聴きながらデッドに関する話をしていたのですが、一人でもデッドに興味を持ってくれる人が増えたら嬉しいです。なんたって「愛と平和」の時代を代表して生き抜いてきたバンドなんですから。(笑)
ということで、今回は何匹かベアーズ・カフェにいるデッド・ベアーの中から数匹紹介してみようと思います。

前列左から「St.Stephen」「Sugaree」「Bird Song」「Mexicali」これらは曲名が名前になっています。後方は「Bluesman」(オリジナル・メンバーで早くに亡くなったピッグ・ペンにちなんで)と「Mardi Gras」です。マルディ・グラはいわずと知れた有名なカーニヴァルです。お祭り騒ぎでコンサートも盛り上がるんでしょう。ちなみにこのマルディ・グラ、リミテッド・エディションということでシリアル・ナンバーが打ってあり、うちにいるのは03740/20000ということです。以前、東京でやっていた店の名前と同じなので愛着もあります。

SYF(スティール・ユア・フェイス/1975年のライヴ・アルバム)