S&Gセントラルパーク・コンサート

bearsmick2018-09-19

1981年の今日、ニューヨークのセントラル・パークでサイモン&ガーファンクルの再結成コンサートが行われて、50万人もの観客を集めたそうです。公園の緑化運動のためのチャリティーコンサートとはいえ、ウッドストックをも上回る観客を集めたこのデュオの人気はすごいものがありますね。
当時の僕は、まだサイモン&ガーファンクルの良さに目覚めていなくて(ディラン派を自認していた僕は、彼らはちょっと大人しく感じていたのでした。)何気にそのニュースを聞き流していたのですが、後年サイモン&ガーファンクルを再認識してからというものちゃんと評価が出来るようになりました。
ということで、そのコンサートの模様を収めた2枚組LP「セントラル・パーク・コンサート」を聴いています。スティーブ・ガットやアンソニー・ジャクソンといった優れたミュージシャンたちに支えられた演奏、そして2人の変わらぬハーモニー、過剰にならないアレンジととても気持ち良いサウンドです。
彼らは特にニューヨーカーに絶大なる支持を得ていると聞いたことがあります。歌詞の良さも特筆されるのでしょうが、残念ながら僕にはよく分かりません。でもこのライブから伝わってくるナニカは素晴らしいものです。
このコンサートでもエヴァリー・ブラザースの「ウェイク・アップ・リトル・スージー」のカヴァーがあります。彼らもまたR&Rの子供たちなのです。