生涯の音楽ベスト10、その6

bearsmick2018-09-06

「チキン・スキン・ミュージック/ライ・クーダー
ライ・クーダーは、単なるギタリスト&シンガーにとどまらず、僕に新しい世界を教え導いてくれるミュージシャンの一人。1976年発表のこのアルバムでもハワイやカリブの素敵な音楽をゆったりと楽しく聴かせてくれます。
ギャビー・パヒヌイのハワイアンは、観光用ではないホンモノのハワイアンを教えてくれたし、フラーコ・ヒメネスはメキシコ音楽/テックス・メックスの楽しさを教えてくれました。
現在でもバリバリの現役のライ・クーダー、今年も素晴らしい作品を発表してくれました。
*トム・フォガティの命日
台風21号が通り過ぎたと思ったら、北海道で震度6強地震だそうです。最近の日本、あまりに災害が多すぎます、続き過ぎます。お見舞い申し上げます。
今日はトム・フォガティの命日だそうなのですが、残念ながら彼のソロ作品は持っていないので、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(CCR)の1970年の英国はロイヤル・アルバート・ホールでのライブのLPを聴いて追悼しています。
CCRは、弟のジョン・フォガティの歌とギター、そして曲で持っていたバンドなので、お兄さんのトムの存在感はちょっと薄かったのは事実です。何やかんやあったのでしょう、トムはバンドを抜けてしまいます。
その後、ジェリー・ガルシア、マール・サンダースなどとセッションをするようになって、そのマール・サンダースのレコードのプロデュースをすることになりました。
そのアルバムが、マール・サンダースのファースト「烈しい嵐」、もちろんトムはリズム・ギター、ジェリーはリード・ギターで参加していてマール・サンダースのオルガンやキーボードなどを支えています。まあ、当時のジェリー・ガルシア&マール・サンダース・バンドと言って良いでしょうね。