マリア・マルダーの誕生日

bearsmick2017-09-12

今日は、マリア・マルダーの誕生日、張り切ってアナログ聴いて勝手にお祝い!しています。だって基本女性シンガーが得意でない僕が、一番好きなシンガーかもしれないマリア様ですから。(^.^)
やっばり1973年のファースト・ソロからですね。このアルバムはほんとサイコー!です。有名な「真夜中のオアシス」でのエイモス・ギャレットのギター・ソロは、もう見事!鳥肌ものです。このアルバムに参加しているミュージシャンがまた豪華で(というか好きなミュージシャン勢揃い)、特にギタリストはエイモス・ギャレット、クラレンス・ホワイト、ライ・クーダー!他にもドクター・ジョンやデヴィッド・グリスマンなど錚々たるラインナップです。
セカンドの「ドーナッツ・ショップのウェイトレス」も前作を踏襲した佳作ですが、この裏ジャケの写真もまた楽しいです。当時の旦那さんのジョン・カーン(ジェリー・ガルシア・バンドのベーシスト)と共にデッドのコンサート時の写真が載っています。何故分かるか?というとデッドのあの大量のスピーカーが積み上げられたステージが背景にチラッと見えるから。

そういえば、ジェリー・ガルシアとは一時期グレイト・アメリカン・ストリングス・バンドを組んでいたこともありました。そこにはタジ・マハールもいて、僕にとっては夢のようなスーパー・グループでした。
後年のマリアは、声も低くなって、ブルースやジャズなどを歌うことが多くなったのですが、今でも大好きな女性シンガーなのは変わりません。
プロ・デビューはきっとイーヴン・ダズン・ジャグ・バンド〜ジム・クエスキン・ジャグ・バンドだと思うのですが、その後、ジェフ・マルダーと結婚しての二人名義ジェフ&マリアでも素晴らしいアルバムを残しています。今でも好きでたまに聴く作品です。
数年前にジム・クエスキン・ジャグ・バンドのメンバーとして来日したのですが、なんでもかなり不機嫌だったそうです。何があったのか分かりませんが、次回来日することがあって、僕も観に行くことが出来るのなら、その時は和かな笑顔を拝みたいものです。(笑)