ニュー・ライダース・オブ・パープル・セイジ

bearsmick2017-08-10

ジェリーズ・ウイークも昨日で終わったのですが、今日もオマケというか補足的にジェリー・ガルシアが関わったカントリー・ロック・バンド「ニュー・ライダース・オブ・パープル・セイジ」を取り上げておこうと思います。
クロスビー・スティルス&ナッシュ(&ヤング)の成功に刺激されたところもあったのかグレイトフル・デッドも1969年になるとアコースティックな路線に舵を取りジェリーもペダル・スティール・ギターを弾くようになりました。そして、当時のトレンドでもあったカントリー・ロックをやるためにデッド周辺のミュージシャンと結成されたのが、ニュー・ライダース・オブ・パープル・セイジです。もっともジェリーは、デビュー作1枚だけで、そのバンドを去るのですが、当時のコンサートでは、一部はニュー・ライダースが務め、その後デッドが登場、そして最後は一緒にジャム・セッションがおこなわていたようです。その様子は、わが国では70年代中期の夕焼け楽団とアレンジ・カウンティ・ブラザースのライブの様子と被ります。もちろん僕も大好きなバンドであり、ノリです。
ジェリーが抜けたあとのペダル・スティールには、イアン&シルヴィアのグレイト・スペクルド・バードから バディ・ケイジが参加しました。
セカンド・アルバム「パワーグライド」に収められている「ウイリー&ハンド・ジャイヴ」は、僕にジャングル・ビートと呼ばれるあのリズムのカッコ良さと気持ち良さを教えてくれたものでした。僕が大学一年(1972年)の頃のことです。
気づけば、ニュー・ライダースのLPをたくさん持っています。好きだったんだと思います。ニュー・ライダースのことは、また機会をあらためて取り上げようと思います。

ファースト・アルバムの裏ジャケ。ジェリー・ガルシアの姿があります。


セカンド・アルバムからのメンバー。カントリーだけでなくR&Bの要素もあるのも魅力です。