ブルースと寄り添う!?

bearsmick2015-03-11

今出ている「ブルース&ソウル・レコーズ」誌No.122号の特集は、ブルースと鉄道なのですが、偶然読んでいた桜木紫乃の小説のタイトルが「ブルース」で、その表紙は駅のプラットホームと線路の写真が使われています。もちろん、タイトルに惹かれて図書館から借りてきたのですが、なんかリンクしてますよね。(笑)
もっともその内容はというと、所謂音楽的にはブルースというわけではないんですが、登場人物の生活や生き様からは、そこはかとなくブルースの匂いが漂ってくるようです。主人公の影山博人はちょっとカッコ良すぎですが。(笑)
音楽的にブルースというと、どうしてもギター中心の音楽というところもあったりするのですが(そこのところが、ロックの直接的祖父的な存在かもしれません)、今回の「ブルース&ソウル・レコーズ」の特集は、鉄道にまつわる歌詞世界に焦点を当てたところが、新しいところでした。ブルースに限らず、昔の移動手段としての鉄道の重要さは、フォークやカントリーなどのルーツ音楽とは切っても切れない関係だと思います。
手前味噌ながら、僕も若かりし頃は、良くて急行列車、ほとんどを鈍行列車で日本中を移動していたものでした。(ヒッチハイクもかなりやりました。)そんな僕の人生には、やっぱりブルースがついて回っているのでしょうか?(笑)