デュエイン・オールマン

bearsmick2014-10-29

今日は、デュエイン・オールマンの命日だそうです。そして彼の他界後も幾多のメンバー・チェンジをしつつも活動してきたオールマン・ブラザース・バンドもついに解散することになったそうです。
60年代から弟グレグとのオールマンズ・ジョイ、アワ・グラスといったバンドやマッスルショールズでのスタジオ・ミュージシャンとして活動していたデュエインが、オールマン・ブラザース・バンドを立ち上げ、そのブルースに根ざした骨太なサザン・ロックで一世風靡したものの、若干24歳という若さでバイク事故により他界したのでした。
取り立ててギター・ヒーローやギター・ロックが好きなわけでもない僕にも、彼が残した音楽は大きな影響と楽しさを与えてくれました。今でもウォーキング中にウォークマンから流れてくるオールマンズのサウンド/ギターに、体が震えることはよくあります。
もちろん当時はLPで愛聴していたものですが、1980年代中頃になって続々とCD化されるようになった時に、何が嬉しかったかというと、彼らのアルバム「イート・ア・ピーチ」の中の「マウンテン・ジャム」が34分あまり続けて聴けるようになったこと。それまではLP両面にわたっていたので、とちゅうで盤をひっくり返さなければならなかったですからね。(笑)
 
文字通りすり切れるくらいLPでよく聴いていたアルバムです。「フィルモア・ライヴ」は最近完全版のCD6枚組みが出たそうですが、買えないですね現状では。(泣)「アンソロジー」は、前述したようなデュエインの音楽遍歴が辿れる優れモノ。バンドであろうがバックのスタジオ・ワークであろうが、デュエインの個性的なギター・プレーが満喫できます。当時二十歳そこそこの若者であったデュエインの天才ぶりには驚かされます。