ジェシ・ウィンチェスターも・・・

bearsmick2014-04-07

僕と同世代の渋い音楽が好きなファンには、そこそこ人気があったシンガー・ソングライタージェシ・ウィンチェスターが4月6日に亡くなったそうです。
1970年代初頭のシンガー・ソングライター・ブームを代表する一人と言っても良いジェシルイジアナ生まれ、メンフィス育ちとほんとその音楽的背景は羨ましいくらいで、渋いシンガーなんですが、当時の徴兵制を遺棄してのカナダ移住といったところも彼の音楽を独特なものにしているのかもしれません。
ということで、今夜のベアーズ・カフェは、彼が遺した音楽を聴いていました。特に彼の顔が大きくアップされたファースト・アルバムは、ザ・バンドのロビー・ロバートソンのプロデュース、トッド・ラングレンがエンジニアリング、そしてレヴォン・ホルムがドラム&マンドリンを担当しているといったゴツゴツしたサウンドと共に優れた歌世界が楽しめます。もちろんその後のもっとスマートで優しいサウンドの作品も捨て難いですが。
僕が持っているLPは、アンペックスからのオリジナルではなく、1970年代に再発されたワーナーからの日本盤なので、顔のアップ4枚の見開きジャケットではないのですが、そもそもそんな必要があったのかどうか?(笑)
自分も還暦を過ぎてちょっと生死を考えるようになってきた昨今、好きなミュージシャンたちも次々と他界していきます。流石にちょっと淋しいものです。
合掌・・・。