東京ローカル・ホンク「生きものについて」

bearsmick2014-02-16

先日、ベアーズ・カフェで素晴らしいライヴを演ってくれた木下弦二君は、東京ローカル・ホンクというバンドのソングライターでありシンガー&ギタリストです。僕はその東京ローカル・ホンクという名前に変わる前の「うずまき」のCDを入手した時から、日本語で歌われる彼らの歌とサウンドは気に入っていました。
その「うずまき」を何故に僕が知ったかというと、僕が我が国で一番好きなシンガー&ミュージシャンであり影響も受けた久保田痲琴さんが、ソロ・アルバムで木下弦二くんの作品「遠い願い」をカヴァーしていたからだったと思います。
僕より10歳ほど年下のミュージシャンである木下弦二君ですが、きっと自分の好きな音楽を積み重ねるがごとく音楽活動を続けて来たのだと思います。そのことは、彼らのCDを聴いても分かることだし、なにより今回のライヴでもはっきりと感じることが出来ました。
今回のライヴ時に買ったCDに東京ローカル・ホンクの「生きものについて」があります。このCDは、2010年に久保田痲琴さんによりリミックス&マスターされたアルバムで、音圧も上がりメチャ良い音に仕上がっています。彼らのアコースティックなノリ、コーラスを生かした歌やジャム・バンド的なアプローチも窺えるロック・バンドとしての音楽性などを鮮やに僕ら聴き手に届けてくれています。
いやぁ、良い作品です。これまでの我が国の名作と言われている音楽作品と比べても遜色ない素晴らしいアルバムです。僕にとってもお宝がまた一枚増えた感じです。