J・レノンの命日に、ロックって良いな!

bearsmick2013-12-08

ジョン・レノンの命日だった今日は日曜日だったので、本来は定休日のベアーズ・カフェだったのですが、モンテリマと本村ナオミさんのジョイント・ライヴがあったので店を開けることにしました。そしてそれがとても良い日曜日になりました。
大吾朗と名乗っていた時代から知っているモンテリマは、メンバー3人共に熊本に帰って来て、結婚もしたそうです。まだ30歳前の若ものたちですが、中学生時代からバンドを組んでいるだけあってその実力はたいしたものです。今夜のライヴは、これまで以上にスケール・アップしていて素晴らしいものでした。
本村ナオミさんは、初めてお会いしたのですが、1980年代の我が国を代表するニュー・ウェイヴのガールズ・バンド「ゼルダ」でギターを弾いていた人、現在は名古屋を拠点に活動されているそうですが、年齢も地域も違うミュージシャンが一緒にツアー出来ることも音楽が持つ良いところですね。

足元にずらりと並べられたエフェクターを駆使してのギター・インストで楽しませてくれたナオミさん。スペイシーでトリッピーな音世界も心地よく、女性ならではの優しさなのかもしれません。

久しぶりのモンテリマは、前述したようにバンドとしてのスケールが一段とアップしています。ポップで可愛い曲調にロックンロールやファンクの要素もパワー・アップ、各メンバーのテクニックも上達していてジャム・バンド的要素も高く楽しめました。いやぁ、ほんと良いバンドだと思います。ジョンの命日だということもあってか、「イマジン」も演ってくれました。

今夜のお客さんは、そう多くなかったものの、ベアーズ・カフェにしては珍しく若い女性が多かったです。小さな子供連れの方もいらして、その子供のノリの良いことと言ったら!素晴らしいダンスも披露してくれました。

最後は、モンテリマとナオミさんのセッション。ファンキーでッサイケなジャムで大盛り上がりでした。ほんとカッコ良かった。もっと多くの人に経験してもらいたかったライヴです。特に地元でバンドを組んでいるアマチュアのミュージシャンたちには観て欲しかったと思います。プロの表現力、流石です。
今夜の二組共に最近CDを発表したばかりです。しばらくはそれを聴いて余韻に浸っていようかと思います。