今夜もJ.J.ケイル

bearsmick2013-07-30

8月からのジェリーズ・ウィークに入る前に、今月中は亡くなったJ.J.ケイル追悼特集にするということは、昨日書いたとおりです。
ということで、今夜は2005年制作のヴィデオ作品「トゥ・タルサ・アンド・バック」を観ました。この作品はバンド・メンバーとツアー・バスに乗り込んでのドキュメントとそのライヴの様子が収められていて、貴重なインタビューもあり、彼の人となりや音楽的背景をうかがえる素晴らしい作品です。
1957年から一緒のバンド・メンバーもいたり、ずーっと一緒にやっているミュージシャンたち、これはもう兄弟や家族と同様か、もはやそれ以上の関係かもしれません。バンドの絶妙なグルーヴ感はそんな関係から出てくるものなんでしょう。
それにしてもJ.J.ケイルの音楽に対するアティテュードは、ほんとに素晴らしいです。かのE・クラプトンもその姿に感銘を受けているようなことをインタビューで語っていました。(クラプトン・ファンの人は、是非このヴィデオを観て欲しいものです)
いつの時代も金太郎飴のようなJJケイルですが、本人はいろんな音楽や若い世代の音楽にも興味を持って研究していたそうです。きっと柔らかな感性を持ち続けた人なんでしょうね。
久しぶりに観たこのヴィデオですが、一層好きになりました。