INOUE OHANA

bearsmick2013-04-11

いやぁ、良かった、素晴らしかった、INOUE OHANA!
夕焼け楽団〜サンセッツ〜海の幸といったバンドで、僕好みの音楽を奏でて来たメンバーだから、ライヴを観るまでもなく、それが良いのは分かっていたのですが、いざ実物を目の当たりにすると自然と笑みがこぼれてくるような、なんとも幸せな気分になる素敵なライヴでした。
ベテラン・ミュージシャンに対して言うのもなんですが、やっぱり上手い!それも奇をてらったり、これ見よがしなテクニックを見せつけたりするのではなく、各自がそれぞれキッチリと音を出し、効果的な音作りに徹している気持ち良さ、これなんです。今回のツアーのタイトル「ハッピー・アイランド・ツアー」の名の通り、アイランド・レゲエな曲と昔からのケニーの味わいがある曲調で、ほんと楽しませてくれました。
ケニーに会うのは久しぶり(30数年ぶり?)、イノさんとキャッシーと話すのはほぼ初めてだったのですが、とても初めてとは思えない気さくさで接してもらいました。そこには同じ時代の空気を吸って来たある種同志的な心情もあるのかも知れませんが、こういうハート・ウォーミングな音楽を演るミュージシャンならではのあったかさもあるのかもしれません。
ということで、ライヴの様子を写真でご紹介しておきましょう。

まずは、ケニーとイノさんの二人でケニーのファースト・ソロ・アルバムに入っていた曲からスタートしました。ケニーのギター・プレーのニュアンスに富んだ素晴らしさ、これです!


キャッシーのたおやかな歌声、そこに絡むコーラス、控えめながらツボを抑えたパーカッションとギター・プレー、どこをとっても素晴らしかったです。ケニーのベース音と高音でのリード・プレーを混ぜたギター・ワークも聴きものでした。
ライヴ終了後、ベアーズ・カフェのガンボを食べた3人、「素晴らしい!とっても美味しい!」と絶賛してくれました。いやぁ、良い人たちですね。(笑)

ゆったりしすぎるくらい、とても気持ちが良い今夜のライヴでした。OHANAとは、ハワイの言葉で家族の意味だそうです。音楽で結ばれ一つになれる、そんな素敵なライヴでした。また来てくれることを待っています。今夜のライヴを見逃したアナタ、次回は是非!