FRILL THRONE

bearsmick2013-01-10

さすがに年も明けて10日も経つと、年賀状も落ち着いてきます。一昨年には義父母が亡くなってしまったので、昨年は年賀状は遠慮したのと、その前年だったかPCが壊れてアドレス帳がダメになったことがあるので、住所が分からなくなってしまった人もいます。
そんな訳で、今までより出す年賀状も少なくなったし、返事がきたりするのも遅くなったりしたりする今年の年賀状でした。
そんな中、今日届いた福岡史朗くんからのモノは、年賀状と共に昨年9月に出したCD「FRILL THRONE」が入っていました。このCDはソロではなく、彼が普段一緒に演っているバンドであるFRILLとの作品で、もちろん彼が主宰するGINJIN RECORDから発表されたものです。
彼と知り合ったのは、僕が自由が丘で「マルディ・グラ」という店をやっていた頃、高橋健太郎君から紹介してもらったのが最初でした。当時はGREEDY GREENというバンドをやっていて、アニキこと山浦智生君がいたDEXIE TANTASと共に、僕の友人H君がA&Rを担当していたカッティング・エッジ/エイベックスからメジャー.デビューを果たしたものでした。
解散後は、自分たちのスタジオを拠点にレーベルも維持しつつ活動を続けている福岡史朗君、その才能は一向に枯れていません。それどころかサウンドも歌詞も良い意味で大人になった気がします。素晴らしく落ち着いた隙間を生かした音作り、そして歌に呼応するギターの気持ち良さ。そのギターはGREEDY GREENのメンバーでもあった松平賢一君が弾いています。なんか僕が若かりし頃、好きで聴いていた音楽の香りもします。とはいうもののけっして懐古趣味ではないのでご安心。
そして特筆すべきことは、プロデューサーに麻田浩さん、マスタリングを高橋健太郎君と名を連ねていること。ほら、なんだか太い幹を感じることが出来るでしょう。(笑)
実は、5年ほど前だったか、ベアーズ・カフェに来てもらったことがあったんですが、残念ながらお客さんが入りませんでした。昨年は鹿児島でやったそうなんですが、けっこうお客さん入ったようです。またライヴを見たいなぁ!その時のリベンジで来てくれないかしら。
このCD,今年の素晴らしいお年玉になりました。