スワンプな夜

bearsmick2012-11-23

巷は3連休だそうですが、もちろん僕には関係ない話、お客さんでも増えればそれなりに関係があったり嬉しかったりするのですが、人吉の夜は相変わらず閑散としています。トホホ・・・。
そんな中、開店と共に一人のナイス・ガイがご来店、この連休を使って福岡から温泉に入りに来たそうです。
話してみると、彼I君はギターを弾いて歌っているそうで、僕も何回か会ったことがあるハープ・メグミ君と一緒に演っているというではありませんか。別にベアーズ・カフェを目指してきた訳ではないようなんですが、人吉の街を散策していたらベアーズ・カフェがあって、そういえばハープ・メグミ君から「人吉にそんな店がある」と聞いていたような・・・。というそんな軽いご来店でした。(笑)
他にお客さんがいないことを良いことに音楽の話をしながら一緒に音楽を聴き酒を飲むあまりといった幸せな時間を過ごしたのですが、僕の子供と言っても良いくらいの年齢にも関わらず、ブルースなど渋い音楽が好きだそうです。その時店に流れていたタジ・マハールからジェシ・デイヴィスの話題になりました。I君はR・ストーンズの「ロックンロール・サーカス」でのタジ・マハール・バンドの演奏に衝撃を受け、そこでのジェシ・デイヴィスのギター・プレーに惹かれたそうです。うん、なかなか良いセンスしてますね。(笑)
という訳で、後半はそのジェシ・デイヴィスの作品と彼がプロデュースした3枚のアルバムを聴きました。しっかりと聴き込もうというような表情のI君、カッコ良かったよ。

特に「ロジャー・ティルソンズ・アルバム」に相当、気持ちを持って行かれたようでした。これまた良いセンスしていますね、だってゴツゴツとしたそのスワンプ・サウンドは、もちろん僕も大好きだけど決して一般的ではないものですからね。(笑)
その後、久保田痲琴と夕焼け楽団、めんたんぴんと僕が好きな、そしてI君はまだ生まれてもいなかった時代の日本のロック(これまた売れなかったんだよね、当時の我が国では・・・)を聴いて、彼の初ベアーズ・カフェの夜は過ぎていきました。また機会があったら遊びに来てね!I君。