こりゃ、お得！

国内盤のアトランティック・レーベルのＲ＆Ｂ,ソウルのアルバムが￥１０００で１００作品発売されていて、これがすごく評判良いのです。もちろん僕も欲しいものがたくさんあったりするのは当たり前のことで、以前だったらきっと大人買いしていたはずです。（実際まとめて買うとおまけがあったりするようです）
ところが、このところめっきり貧乏になってしまっている僕は、そういう訳にも行かなくて、このシリーズは今のところ見送らざるおえません。（とはいうものの他の作品はちょこちょこ買ったりしているのですが。笑）
そんな折、フランスで発売されているアトランティック・ソウルの２０枚ボックス・セットがあるということに気づきました。以前、ここでも取り上げたＪＡＺＺやＢＬＵＥＳのボックスと同じように、オリジナル・アルバムが２０枚、そしてそれらの曲目やパーソネルが記されたブックレットが付いています。
レイ・チャールズの名盤「ホワッド・アイ・セイ」からオーティス・レディングやサム＆デイヴ、アレサ・フランクリンの名盤など１９６０年代を飾ったアトランティック・ソウル（もちろん主にサザン・ソウル！）が目白押しです。２０枚目は１９７５年のサム・ディーですが、ずーっと聴いているだけで、ソウルの流れや変遷が俯瞰出来ます。
このボックスも先のジャズやブルーズのものと同じように、お値段も￥４０００ちょっと、一枚あたり￥２００ちょっとという安さで、お買い得感バッチリです。
基本的にロックで育った僕ですが、聴き続けていくうちにこの時代のブルーズやソウルは絶対に外せないことが分かって来て、後追いながらそれなりに聴いて来たものですが、このボックスは入門用としても絶好のもの、もちろん名盤揃いなので、コレクションとしても最適だと思います。

オリジナル・アルバムがそのままＣＤ化してあるので、時間もＬＰサイズ、現在のＣＤに慣れている身とすればいささか短いと思われるかもしれませんが、ＬＰサイズの収録時間は、集中力が持続する時間でもあり、飽きが来ることなく聴くことが出来るのも良いところだと思います。
しばらくはベアーズ・カフェがソウル・バーになっていたりして。（笑）