画面の中にレボンが

bearsmick2012-09-11

基本的にインドア派の僕ですから、時間があると本を読んだり映画を観たりしています。もっとも映画はTVで放送されたものを録画して観ることが多く、乱読の読書と同様に乱観といった具合なんですが、今年になって読んだ本は現時点で65冊、観た映画は187本にもなっています。ほら如何に閑か良く分かる数字でしょ。(笑)
そんな中、最近観た映画に「エレクトリック・ミスト〜霧の捜査線」というのがあって、CMでも有名なトミー・リー・ジョーンズ(うちのカミさんは元ロッテの監督だったバレンタインと間違っていましたが。笑)が主演のハードボイルド作品です。
実は僕が興味を持ったのは、その内容よりもそのルイジアナという場所設定で、バイヨゥ(彼の地の湿地帯、沼地)の風景やザディコやケイジャンニューオリンズ・ジャズといった音楽が使われていたことです。そしてミュージシャン役でバディ・ガイも出演していて、パーティー・シーンでは演奏している姿も見ることが出来ます。
更に面白いのが、南北戦争時代の事柄が事件に大きく作用してくるのですが、超常現象?として現れる当時の南軍の将軍役で故レヴォン・ヘルム(ex.ザ・バンド)が出演していることで、後年役者もやっていたというレヴォンの姿を観ることが出来て嬉しかったです。
映画そのものの評価より背景や音楽に興味を惹かれた映画でしたが、もう一回くらい観ても良いと思う作品でした。