映画「ウッドストック」を観る

bearsmick2012-08-27

大型の台風15号は、コースを西に逸れたので九州に上陸することはなかったのですが、けっこうな風雨にさらされて、「これじゃお客さんも来る訳ないよね!?」という週明けの月曜日の夜になりました。(泣)
昨日の今日という訳で、今夜は映画ウッドストックを鑑賞することにしました。いや、お客さんは一組いらしたんですよ。でも彼らはおしゃべりに夢中な様子だったので、僕は一人で映画を観ていたんです。(笑)
この映画を最初に観たのは、映画が封切りされた高校時代のこと(1971年頃)で、田舎で上映される、それも日曜日の午前中一回だけ、ということで、勇んで出かけたのですが、なんとその時は、ザ・フーにのところで切れてお終い、その後のフィルムが届いていなかったという、なんとも間抜けな状況でした。(笑)
その後、東京へ出てからは名画座などで上映される度に、何度も観に行っていたし、DVD化されてからは、自分でもちゃんと買っていたので(通常版と40周年記念盤、それにブートレグものもね)、今まで何回観たのか知れないのですが、けっこう忘れているものですね。というか観る度に新しい発見があるといった方が、聞こえはいいかも。特に今回は「ウッドストックへの道」を読み終えたばかりだったから、当然のことですが。(笑)
ともあれ、膨大な量の映像が残されている「ウッドストック」、当時の様子をうかがい知るにも一級の資料にもなります。とても今夜一晩では観きれません。当分、楽しむことが出来そうです。
今夜は、激しい風雨の中を歩いて帰って来たんのですが、さした傘は用をなさず、上から下から吹きすさぶ風と雨で体中がびしょ濡れになってしまいました。が、しかし、それもまたウッドストックでの状況に近しいと思えばそう気になりません。改めてウッドストック精神が僕の体を覆ってくれたとポジティヴに考えることが出来たものです。(笑)