ギターって良いな!

bearsmick2012-06-14

今夜は、久しぶり(3年ぶりになるのかな?)のAZUMIと稲葉浩君のジョイント・ライヴでした。残念ながらお客さんの入りは良くなかったのですが、ライヴはメチャ良かったです。やっぱり歌うべきものを持っているシンガー、そして卓越したテクニックを持ったミュージシャンは素晴らしいです。
簡単にリハを終えた僕らは、いつものように近所の「茶びん」で美味しい餃子で腹ごしらえ、何時来ても美味しいです。毎年来るミュージシャンたちにも人気です。もちろんベアーズ・カフェのガンボを食べたいと言ってくれるミュージシャンもいますが。(笑)
という訳で、まずは唐津の海賊こと稲葉浩君からスタート。彼は昨年大病を患ったそうで心配していたんですが、まずまず元気な様子、一安心しました。相変わらず男気あふれる真っ直ぐな歌を聴かせてくれます。

AZUMIはベアーズ・カフェは2回目、今回は前回以上にギタリストとしても有名な彼のギター・テクニックが満喫出来たと思います。もちろん歌も関西ブルース系の系譜にのっとった渋さがあります。一見厳しそうにも見える風貌(良い男ですが)のAZUMIですが、実は相当優しい人だと思います。

今回は自作の一弦ギターも登場。そのスライド・プレーは、その音色とともにまるでミシシッピーの片田舎にいるかのようなご機嫌なグルーヴを醸し出していました。お客さんが思わず「上手いなぁ!」と声を洩らすのも納得です。

そうそう東京の代官山のお店でのライヴ時に、偶然通りかかったあのヴィンセント・ギャロ(俳優業だけでなく、彼自身ミュージシャンでもあり、ギターのコレクターでもあるそうです)が、AZUMIの演奏に誘われて入って来て、その一弦ギターに興味を持ったそうです。

空き缶と木材で作られている一弦ギター、ピック・アップも仕込まれていて、なかなか極悪で強力なサウンド、まさにブルースという音でした。(笑)
最後は、僕もハーモニカで参加して3人でセッション。いつものことながらこれがまた楽しいんです。

家に帰って来てからは、飲みながらユーロ2012の試合を観ました。稲葉君は元サッカー選手だったそうです(阪神ファンの彼、てっきり野球少年だと思っていました)。鬼頭つぐる君をはじめ結構いるなベアーズ・カフェに来るミュージシャンの中にも。
という訳で、音楽とサッカーとお酒、なんだか良い一日でした。が、お客さんが少なかったのが・・・。(笑)