ベスト・ギタリスト

bearsmick2012-04-19

レコード・コレクターズ」の最新号(5月号)は、創刊30周年記念ということで、20世紀のベスト・ギタリスト100という特集が組まれています。
このような特集はいろんな音楽雑誌でもあると思いますが、そこは「レコード・コレクターズ」ということで、選者(音楽評論家やライター、ミュージシャン)によって、けっこう趣味性が強いギタリストが選ばれていて、フムフムと見ながら楽しめました。
ジャズやブルースのギタリストもいますが、やっぱりロックのギタリストが多く選ばれているのは当然で、なにしろエレキ・ギターはロックの花形楽器ですからね。そして、他の雑誌ではあまり選ばれていないエイモス・ギャレット(17位)やリチャード・トンプソン(15位)がいるのも流石です。僕にとっては断然1位のジェリー・ガルシアも19位と健闘しています。(笑)
ちなみに上位10位までを書き出してみると
1.ジミ・ヘンドリックス
2.ジェフ・ベック
3.チャック・ベリー
4.エリック・クラプトン
5.ジミー・ペイジ
6.キース・リチャーズ
7.ライ・クーダー
8.ドゥエイン・オールマン
9.ロバート・ジョンソン
10.B・B・キング
となります。まずまず納得の順位といったところでしょうか。
僕が好きなJ・J・ケイルは全くの番外でしたが、スティーヴ・クロッパー(23位)、クラレンス・ホワイト(27位)、デレク・トラックス(37位)、クラレンス・ゲイトマウス・ブラウン(45位)、トム・ヴァーレイン(61位)、デヴィッド・リンドリー(63位)、サニー・ランドレス(64位)、ジェシエド・デイヴィス(65位)などが選ばれていました。
選者のベスト20も掲載されているのですが、僕と音楽的趣味が近い人のランキングは当たり前ですが、相当重複していました。
僕にとってのベスト・ギタリストは、歌と一緒に沿うようなギタリストで、早弾きや必要以上の高度なテクニックは、そう必要としない人たち(もちろん、みんな上手いのは当たり前のことですが)で、ニュアンスに富んだフレージングや間やタメで勝負する人たちが多いです。そしてスライド・ギタリストやテレキャスターを使う人が多いですかね。
ともあれ、好きなギタリストたちが奏でる音楽を聴きながら、お酒を飲んだり、話したりするのは、ほんと楽しいことです。どうです、ベアーズ・カフェで、それを肴に楽しい時間を過ごしませんか。このところ、またもメチャ閑だから、つい宣伝したくなってしまいます。(笑)