シタール・ヒデ誕生日ライブ

bearsmick2012-04-16

昨日の15日が、今年の正月早々に34歳で夭逝してしまったシタール・ヒデこと岩井英幸君の誕生日だったので、久保田りゅうじ君の仕切りで、彼らの実家がある八代市のバロンズ倶楽部というお店で、追悼/誕生日ライヴ・パーティーが行われました。
僕はヒデ君と特別に親しかった訳でもないのですが、縁あってベアーズ・カフェでも数回ライヴをやってもらっていたし、彼のおかげでりゅうじ君とも親しくなったし、音楽が取り持つ縁を感じていたので、ベアーズ・カフェを臨時休業して、そのイベントに参加してきました。
りゅうじ君とともに彼の実家に寄って、ご両親にあいさつと焼香を済ませてから、会場のバロンズに行きました。壁にヒデ君の写真や愛器のシタールなどを飾ったりしていると今夜の出演者たちも次々に到着、さっそく音出しリハーサルです。みんなヒデ君とは仲が良かったミュージシャンたち、それでも湿っぽさはなく明るい和気あいあいの感じです。きっとヒデ君もそんな雰囲気のほうが好きだったことでしょう。なにしろ彼の笑顔しか記憶に残っていない気がしますから。

まずは、その風貌がヒデ君にそっくりな西川君が特別参加で三線島唄を披露。良い味出しています。

次も急遽参加してくれたチェイシン・ドラゴンのしゅうさん。今までは奥さんのマユゥさんが歌っていたので、彼の歌をちゃんと聴くのは初めてで、楽しみでした。ほぼ僕と同世代のしゅうさんですから、けっこう似たような音楽世界があって楽しめました。

僕は、りゅうじ君のサイドマンとしてハーモニカで参加しました。初めての曲もあったりしたのですが、楽しくそれなりの演奏が出来たと自画自賛です。(笑)

ディリディジュウのウッシー、グンとその腕前が上がっていて楽しかったです。

今夜のトリは、紅一点cobyちゃん。貫録もありさすがのパフォーマンスを披露してくれました。ボンゴのTADAさんはほぼすべてのステージに参加、最後はみんなでセッション、楽しいライヴでした。

ヒデ君のシタールも会場のグッド・ヴァイブレーションに感応していたかも。会場にお越しの彼のご家族の皆さんも楽しんでいらしたようで、一安心でした。だって愛する息子さんを亡くした悲しみは計り知れないですから。ほんとお越しいただいて僕も嬉しかったです。
音楽が取り持つ縁、今夜のライヴはきっと天国のヒデ君にも届いたことだと思います。というか届いて欲しいなぁ・・・。とりあえず、楽しく、とても良い夜だったことは確かです。