ソウル・トゥ・ユー

bearsmick2012-03-14

今夜は、ウシャコダやリトル・ジャイヴ・ボーイズで活躍している藤井康一君のライヴでした。
彼一人でのライヴ・ツアーの時は「ウクレレ抱いた渡り鳥」ということになるのですが、今夜のライヴが始まる前に一緒に聴いていたCD「フェイム・スタジオ・ストーリー」に触発されたのか、今夜はいつも以上にソウル・ナンバーをフィーチャーした楽しくソウルフルなライヴになりました。もちろんサザン・ソウルは彼の原点の一つともいえる世界なので、たとえウクレレ一本でのライヴといっても遜色はなく、彼の持つエンターテイメント性も大いに発揮されていました。

ロックンロール・ナンバーでは、背中弾きも披露。それにしてもリズム感は良いですね、さすがプロです。(笑)

サックスのブロウも2曲で聴かせてくれました。伴奏がない状態でのソロも難しいとは思うのですが、そこも流石にカッコよく決めます。サックスの吹き語りも珍しい!?かも。

後半は、いつものようにハワイ〜カリブの音楽で盛り上がります。ナンチャッテないかがわしさが楽しいです。(笑)お客さんとのコール&レスポンスも最高潮、そうそう今夜のお客さん(女性も含む)のノリも良かったです。人数はそう多くなかったですが、良いお客さんたちでした。
今夜のライヴ、とても良かったと思います。藤井君のエンターテイメントあふれるパフォーマンスは、確かなテクニックに裏付けられたからこそ。さすがデビュー33年を迎えたミュージシャンです。
ウシャコダ時代に人吉でのコンサートに来たのが僕と藤井君との出会いだったのですが、今日の日記のタイトルはそのウシャコダの3枚目のアルバムのタイトルから。今夜のライヴ、確かに彼のソウルが届きました。