PURE JERRY

bearsmick2012-03-12

昨日久しぶりにデッド・ネタ(といってもデッド・ベアーだけど)の日記を書いたので、今日もその続きということで。
もう一月位前になると思うのですが、ネット上の友人みたいな古金屋さん(一回だけ会ったこと有り)のブログ「ジェリーは神様」にジェリー・ガルシアのライヴ音源のオフィシャル作品シリーズ「ピュア・ジェリー」が取り上げられていました。そしてそのブログの常連コメンテイターのタケさん(横浜のたけさんとは別人で、まだ一回も会ったことはありません)も、密林で扱われているこのシリーズがメチャ値段が安いので、買いでしょう!とのコメントを寄せていたのでした。
ということで、僕も早速密林へ飛んでチェックして、まずは一作品と思い1987年10月のニューヨークでのライヴ作品をオーダーしたのでした。さすがに安いので他の作品も売り切れてしまったようで、今では品切れ状態のようです。お金があったらなぁ、買えるものは全部買っていたのになぁ・・・。貧乏って嫌だと思う瞬間・・・。(笑)
で、この作品についてコメントを少々。1987年というと夏にグレイトフル・デッドボブ・ディランとのジョイント・コンサートを行った年です。という訳でその後のデッド、ジェリー・ガルシア・バンド両方にボブ・ディラン作品のカヴァーが増えるのですが(そのどちらにもディランのカヴァー作品を集めたアルバムが発表されています)、このアルバムにも5曲のディラン作品が収められています。そしてなにより嬉しかったのが、ジェリー・ガルシアの歌が力強いこと。気持ちも入っていて良い出来だと思います。もちろんジェリーならではのギターの冴えは言うまでもありません。
このアルバムはCD3枚組なのですが、そのうちの2枚がジェリー・ガルシア・バンドのエレクトリック・セット、残りの1枚にはアコースティックでのライヴやリハーサル・テイクが収められています。「ピュア・ジェリー」と銘打たれているだけあって、ジェリーの音楽をたっぷり楽しむことが出来ます。
先日ここで取り上げたアムネスティーのディラン・カヴァー・アルバム(4枚組)とともに最近の超ローテーション・アルバムです。