残念だったけど、面白かった

残念ながらなでしこジャパン、ドイツに負けてしまいました。が、とても面白いゲームでした。そう、試合というよりゲームと呼びたい一戦でした。だって大人と子供が戦っているような対格差なんですもの。（笑）
昨年のワールド・カップでなでしに負けたドイツは、選手もぐっと若返っていました。そして特に前半は中盤のプレスも効いていて中盤の構成を変えていたなでしこにサッカーをさせていませんでした。
それでも我がなでしこは、２点先取された後、見事な流れから川澄の落ち着いたシュートで１点返して前半を終えたので、後半に楽しみを繋いだのです。後半に入るとメンバー・チェンジとフォーメーションを変えたことが功を奏したのか、なでしこも同点に追いつき、終盤には勝ち越され、また追いつきと見ていてとても面白い試合になりました。残念ながら最後には勝ち越し点を与えてしまっての３-４での敗戦になったのですが、いろいろ試しながらの今日の試合、きっとオリンピックに向けて良い経験になったのは間違いないことでしょう。
なでしこジャパンには、３点目を決めた永里をはじめ安藤、熊谷とドイツで活躍している選手がいるのですが、試合終了後、ドイツ代表の選手と笑顔で話しているのも微笑ましかったです。普段のチームでは仲間なんですよね、男女ともにこれも国際化というか日本のサッカーの向上、ひいては我が国に寄与していることなんだと思います。
何事も経験は大事です。そしてその経験を生かしていけるかが進歩や進化に繋がって行くのだと思います。
たかがサッカー、されどサッカー、なでしこジャパンを観ていると、とても豊かな気持ちになれます。応援し続けるよ。