脱出

bearsmick2012-02-18

昨日は、何故日記が書けなかったかというと、居間の電灯の具合が悪くなったので取り外してウガウガと修理していたら時間がなくなったから。それにしても指から血を流しながら頑張ったのに上手くいかないのにはガッカリだなぁ・・・。今週はあまり良いことがなかったかも、MOONEYのライヴは良かったけどね。(笑)
さて、気を直していってみましょう。そのMOONEYは完全夜型の人で、ライヴが終わって家に帰ってきてからも延々朝方まで飲み明かすようです。今回も家で一緒に映画(今回は「史上最大の作戦」二人とも以前観たことはあるものの見事に忘れていました)をBGVがわりにして焼酎を飲みながらいろいろ話をしました。
MOONEYは、閑があると映画を観る人らしく、好い音楽が使われている映画の情報をいつも教えてくれます。で、今回はハンフリー・ボガード主演の映画「脱出」にホーギー・カーマイケルが出てるぞ!ということを教えてもらったのでした。そんな折、なんとTVでその映画が放送されたのです。これはなんというタイミング!まさに僕に観ろ!と言わんばかりでしょう。(笑)
ということで観ましたよ、その映画。ヘミングウェイの原作を映画化したこの映画(1944年)、時代は第二次世界大戦が始まる1940年のカリブ海に浮かぶフランス領マルティニク島です。そこのホテルの専属楽団のピアニスト/バンド・リーダーの役でホーギー・カーマイケルが出演していました。けっこうな数の演奏シーンもあって、当時の優雅な演奏が楽しめました。あの「ホンコン・ブルース」も演っていたのは嬉しかったです。そういえば、1980年代以降のワールド・ミュージック・ブームの時に、マルティニック島の音楽も楽しんだこともありました。
主演のハンフリー・ボガード(顔大きいよね。笑)、相手役のローレン・バコール(声も低くて男っぽいけど美人女優)とハードボイルドにカリブ風味が加わった面白い作品だと思います。そしてドイツと当時のフランス政権対自由フランス(ドゴール派)といった当時の世界情勢におけるアメリカの態度もこの映画には反映されているようです。
今年になって相変わらず映画は観ています。だって閑なんだもん。果たしてベアーズ・カフェは、この危機的状況から無事「脱出」することが出来るでしょうか!?それにはみなさんのご支援が必要です。なにとぞ暖かいご支援をお願いします。(笑)