寂しい男

bearsmick2012-02-13

このところ、都会ではテデスキ・トラックス・バンドとかヨーマ・コウコネンとか僕が好きなミュージシャンたちのコンサートが行われているようですが、もちろん貧乏閑無しの僕は観に行くことは出来ないので、ネット上にアップされた友人・知人によるそれらのレポートを読んで想像たくましく楽しんでおります。(笑)
そんな中、ありがたいことにWOWOWで、グラミー・ウィナーのチカーノ・バンド「ロス・ロンリー・ボーイズ」のライヴの生中継があったので、喜んで録画して観たのでした。
上記のミュージシャンたちと比べると、ちょっと若くてポップな感じもするロス・ロンリー・ボーイズですが、何故今頃こんなバンドが受けるの?と思うくらい全うなブルース・ロック/ルーツ・ロックな王道アメリカン・ロックを聴かせてくれます。
もっともこのバンドのことはよく知らなかったのですが、3人兄弟によるトリオ編成のようで、その姿は三者三様なところも、ベーシストがもろメキシコ系な容姿というところも点数高いです。(笑)だってロス・ロボスサンタナは好きですから。もっといえば、マロをはじめとする1970年代初頭のラテン・ロック・バンドも好きです。
そんなバンドと比べるとこのロス・ロンリー・ボーイズは、ラテン色はそう強くないのですが、ブルースを基本に勢いあるバンド・アンサンブル(さすがに上手いです)で聴かせてくれます。そしてちょっとトリッキーな見せる/魅せるステージングも楽しいです。それにしても何故こんなバンドが今受けているのか?やっぱり不思議です。いや、僕も好きなんですが。というか僕たちにもまだ可能性があるってことかな?(笑)