西暦2000年分の反省

bearsmick2012-01-31

早いですねぇ、この前お正月だったと思ったら、もう一月も終わり、明日からは2月です。
で、今月末に好きなミュージシャンが亡くなったのは、ここにも書いたとおりですが、27日は我が国で好きなミュージシャンの1人というか大学時代の同級生だった江戸アケミ君(JAGATARA)の命日でした。そんなこともあってか、音楽的同士のたけさんから電話があったので、久し振りにJAGATARAのヴィデオを観たり、CDを聴いたりしました。
ウォーキング中に聴いているウォークマンにもJAGATARAのベスト・アルバム「西暦2000年分の反省」が入っているのですが、偶然か必然か、そのシャッフル・プレーでもこのところJAGATARAの曲がよく流れていたのでした。
この2枚組のベストCDは、江戸君がなくなった後に、OTOが頑張ってリミックス、コンパイルしたものです。インディーズ時代の作品は、予算の関係か、その内容に比べて音質が良いとはお世辞にも言えないものでした。このベストアルバムはメジャーから発売されたので、その音質の面からも満足出来る作品に仕上がっています。曲間には江戸君のコメントやしゃべり、それよりもアジテーションと言った方がぴったりくるものまでも収められています。そこには原子力発電の危険や我々の文明の危うさなどもハッキリと述べられています。タイトル通り「西暦2000年分の反省」が必要だということを伝えたかったのでしょう。僕が知っている江戸君は、実に真面目な人でしたからね。
ともあれ、2012年の今日、人間は世界/自然に対してもっと謙虚になることが必要なのは、昨今の事実が示していると思います。