グレイトフル・デッドにマーケティングを学

bearsmick2012-01-17

昨年は100冊ちょっとの本を読んだのですが、今年に入ってからはちょっと読書に時間がかかっています。というかTVで寅さんシリーズをはじめいろんな映画を観てるから、だってコタツに入っていると読書よりTVの方が合っている気がしません?おまけにそこに蜜柑なんかがあったりしたら。(笑)
という訳で、今年はまだ2冊しか読んでいないのですが、今日、昨年末に買っていた「グレイトフル・デッドマーケティングを学ぶ」という本を読み終えました。
この本が出版されることは、ネット上でも話題になっていたので、僕も楽しみにしていたのですが(といっても別にマーケティングに興味があるわけではなく、デッド関係の本としてね。笑)、読み終えて「なるほどね!」と思った次第。僕も好きなことしかしてこなかったのですが、どうもそこに経済というかお金の感覚が希薄だったので、もう少し商売の事も考えるべきですよね。(笑)
1960年代から始まったグレイトフル・デッドの活動、バンドがなくなってもそのやり方は残ったメンバーのバンドやデッドに影響を受けたバンド/ミュージシャンたちに受け継がれています。それがこの本に書かれてある「フリーでシェアでラヴ&ピースな21世紀なビジネス・モデル」ということになる訳で、僕がデッドに惹かれた理由も、その音楽だけではなく少なからずそんなところにあったことを思い出しました。
興味がある人には、まず読んでもらいたいものだと思います。この本の監修と解説をなさった糸井重里さんの帯のコピー「これでよかったのだ。」、なにやら天才バカボンの「これでいいのだ。」と共に、これからの生き方にも勇気を与えてくれそうです。(笑)