カッコいい!

bearsmick2012-01-06

相変わらずの寒い日が続いています。もっとも北国と比べたら「何甘っちょろいこと言ってんだぁ!」なんて思われるかもしれませんが、なんせウチは夏向きの作り(暑い夏をいかに涼しく過ごせるか)の家だし、店はお客さんが入らないと寒々してるし・・・。
という訳で、閑にまかせて音楽ヴィデオなどを観まくっています。あっ、家では相変わらず「男はつらいよ」フーテンの寅さんシリーズを観てますが。
今日、昨年出たばかりのローリング・ストーンズの1978年のライヴ「サム・ガールズ・ライヴ・イン・テキサス1978」を観ました。これまできちんとした形では出ていなかったこのツアーのライヴ映像、初めて観てビックリするくらい勢いがあってカッコ良かったです。
1978年というと時代はパンク・ロックかレゲエかの頃でしょうか?(当時流行っていた商業ロックには興味を持てませんでした)個人的には大学を卒業して就職もせず、フラフラしていた時で、旅の途中に寄った東京のレコード屋さんでこのLP「サム・ガールズ」を買った覚えがあります。
そんな時代でストーンズのメンバーも若いので、勢いはバツグンです。ちょっと前に正式にメンバーになったロン・ウッドもしっくりとバンドに馴染んでキースとのギター・コンビネーションもほんとカッコ良いです。コンサートものっけからいかしたR&Rナンバーのオンパレードでノリノリです。途中ちょっとクール・ダウンしてのバラードやフィドルにダグ・カーショゥを迎えてのカントリー・ナンバー「ファー・アウェイ・ガール」など聴かせどころも満載です。そしてロバート・ジョンソン・ナンバー「ラヴ・イン・ヴェイン」も渋くカッコよく決めて終盤怒涛のR&Rナンバーで〆てくれます。そういえばチャック・ベリー・ナンバー「スウィート・リトル・シックスティーン」で、キースがストラトキャスターを弾いているのですが、これって珍しい図ですよね。
キースとロニーがとっ替えひっ替えするギターを観るのもを楽しいし、ミックのやや下品なズボン(カミさんが言うには「あれって絶対ノーパンよ!」笑)を観るのも楽しいかも。
いやぁ、この時代のライヴは初めて観たのですが、勢いがあって素晴らしいです。というか何時の時代でもストーンズってカッコ良いのですがね。キースを観ているとその後のロック・ギタリストのファッションに与えた影響力の大きさを実感出来ます。