音楽を聴く喜び

bearsmick2011-12-28

昨日の本紹介に続いて今日も本の紹介です。それも昨日は「ブラック・カルチャー観察日記」だったけど、今日は「ピーター・バラカン音楽日記」という日記モノです。
ご存知の人も多いでしょうが、ピーター・バラカンさんはイギリス出身だけどバリバリの日本人より日本人みたいなブロードキャスター、音楽紹介者です。1980年代にTVで放送されていた「ポッパーズMTV」はとても楽しく、新しい音楽の紹介もあって大いに影響を受けたものでした。それにしてもほぼ同世代であるピーターさんの音楽の趣味は僕にとても近いのです。
ということで、彼が紹介している音楽にはハズレが少ないのですが、その「ピーター・バラカン音楽日記」は、7年にわたり「プレイボーイ」誌に連載されていたコラムを一冊にまとめられたもので、彼のアンテナに引っ掛かった素晴らしい音楽が次々に紹介されています。そのジャンルもロックやジャズ、ブルース、ソウル、そしてワールド・ミュージックと多岐に広がっているのですが、ほとんど僕も聴いてきたもの、いやぁ、さすが良いセンスしていらっしゃいます。(笑)
コラムなので一回の文章が手軽なのも読みやすくてグッド!そして、そこに添えられている今は亡き沢田としき君のイラストもベリー・グッド!文章共々温かい気持ちにさせてくれます。
僕が好きなボブ・ディラングレイトフル・デッドも一度ならず登場します。音楽好きには一読お薦めします。