ボズ・スキャッグス

bearsmick2011-12-23

先日、TVでボズ・スキャッグス2003年のライヴを放送していました。このライヴはグレイテスト・ヒッツ・ライヴと銘打たれているだけあって、ファンでなくても一度は耳にしたことがある曲が目白押しの、大人が楽しめるものでした。
僕がボズ・スキャッグスをけっこう好きだというと、「へぇ〜!?」と思う人もいらっしゃるかも知れませんが(だってボズはAORのお洒落なミュージシャンだという認識が多いでしょうから)、そのAORって、とどのつまりブルー・アイド・ソウルものが多いと思いません?特に1960年代にスティーヴ・ミラー・バンド(このバンドもけっこう好きです)のギタリストとしてデビューしたボズは、元々ブルージーなギタリストだったわけで、アトランティック・レーベルから発表されたソロ・デビュー・アルバムは、ギタリストにデュエイン・オールマンを迎えてジミー・ロジャースやフェントン・ロビンソンなどの曲を取り上げた素晴らしいルーツ・ロック作品でした。

その後もブラス・セクションを起用してのソウル度を増したアルバムを発表していたボズは、1970年代中期になると「スロー・ダンサー」や「シルク・ディグリーズ」といったお洒落なAORとよばれるようになる作品で大ブレイクしたわけです。それにしても当時のソウル/黒人音楽に呼応した作品だったわけで、結局はブルースやソウルなどの黒人音楽が好きなミュージシャンなボズ、歌も歌えたので人気者になったのでしょう。
うちのカミさんや今夜来てくれたYちゃんなど妙齢のキレイなご婦人方もけっこう好きなようです。やっぱり色っぽい歌声のシンガー、もてるんだろうなぁ!僕にはないものですが・・・。(笑)