ジョン・レノンの命日に

bearsmick2011-12-08

今夜は、大阪のシンガー・ソングライター良元優作君と人吉在住の久保田りゅうじ君のジョイント・ライヴでした。2人とも僕が認める(別に僕に認められなくても・・・ねっ!笑)ホンモノのミュージシャン&シンガーで、30歳前後と僕の周りでは若い部類に入る人です。
ことしのベアーズ・カフェ最初のライヴはこの2人によるライヴで始まったのですが、今年最後もこの2人のライヴになったのは単なる偶然なのか、それとも歴史の必然なのか!?(笑)ともあれ、素敵な歌世界、良い夜になりました。
まずはりゅうじ君からスタート。お客さんが知っている人ばかりでちょっとやり辛いと言ってましたが、どうしてどうしてなかなか良いパフォーマンスを披露してくれました。その風貌からは風格というかオーラを発散しています。

場も温まったところで優作君の登場。今夜は古いエピフォンのフルアコグラナダ」を持って登場。そのせいか今までよりちょっとロックっぽく感じたのは気のせいでしょうか?とはいうものの彼の個性的な歌世界は健在、いやぁ、良いシンガーです。もちろんギターも上手いしね。りゅうじ君から「オーラが足りない」と突っ込まれていましたが、いやいやどうして独特の歌世界は素晴らしいですよ。(笑)

ジョンの命日ということでか、名曲「ジェラス・ガイ」も演ってくれたのですが、ダニー・ハザウェイがカヴァーしたものを下敷きに更にギターに置き換えてのカヴァー、うん、なかなかのものです。難しそうなコードもいっぱい使っていたしね。(笑)
たっぷりのライヴの後は、2人の共演で大団円を迎えます。りゅうじ君に優作君を教えてもらったのですが(りゅうじ君が勇作君のファンだったということ)、彼の名曲を2人の演奏で聴ける幸せ、堪りません。

例年行っているジョン・レノン追悼の夜ではなかった今夜でしたが、我が国の素晴らしい才能を持った若い人の歌/音楽が鳴り響くことには、きっと天国のジョンも微笑んでいたのではないでしょうか。