豊田勇造ライヴ

bearsmick2011-11-20

毎年この時期になると、ベアーズ・カフェにやって来てライヴを行ってくれる豊田勇造さん、老いてますます盛ん、彼の歌にあるように「老いてこそロック」な素晴らしいライヴを魅せてくれました。
それにしても毎年観る度にまだまだ進化しているように思えるのは凄いことです。世の中には「昔の名前で出ています」的なナツメロ・シンガーが多いですからね。ありがたいことにベアーズ・カフェに来てくれるミュージシャンの方々は、いくら歳を取っても現役感や存在感が濃厚な人が多いです。
という訳で、ちょっと早めに人吉に到着した勇造さんを迎えに行って、そのまま店で入念なリハーサルをしました。細かい音作りにも気を遣う勇造さんの姿にプロ根性を見ます。その後、温泉へ行って夕食を取ったらライヴの時間です。毎度のことながら遠く名古屋、博多、熊本から熱心なファンのみなさんがお見えになるのですが、今夜も彼らの姿があります。勇造さん共々、一年に一回顔を会わせる仲間のようなそんな感じさえします。
そんな挨拶などを交わしながら、場が温まってきたところでいよいよライヴの始まりです。途中休憩を入れてたっぷり2時間半ほど素晴らしいライヴを披露してくれました。

今回のギターもギブソンアドヴァンスド・ジャンボ、良い音です。ラインを使わずマイクで音を拾うのですが、その強弱も上手く使って独特の音世界を創り出します。

今夜は3曲ほど僕もハーモニカで参加させてもらいました。これまた毎度のことながら楽しいです。お互いボブ・ディランが好きなので、いつも話も盛り上がるのですが、今夜はあえての「風に吹かれて」、僕も最近歌っているので、偶然と言うか必然を感じます。(笑)


ライヴ終了後も楽しい歓談は続きます。ほんと優しい人柄の勇造さん、日本全国にいやタイなどアジア各国にもファンがいるのがよく分かります。今夜のお客さんともう来年のベアーズ・カフェでのライヴの予定を決めていましたよ。ありがたいのですが、それにはベアーズ・カフェが存続していなくちゃね・・・。(笑)