やっぱり好きだなぁ、ネヴィルズ

bearsmick2011-11-15

もう随分前になるのですが、某密林を覗いていたら大好きなニューオリンズのバンド「ネヴィル・ブラザース」の2枚組CD「フック・ライン&シンカー」が発売されると出ていました。てっきり新譜だと思って即ポチっと予約注文していたのですが、入荷が遅れているらしく何回も延期のお知らせが来ていました。
で、ようやく先週届いたのですが、なんと新譜でもなんでもなく2004年に発売された作品で、それも昔のメンバーのソロ音源を集めたものでした。ちょっとガッカリしたものの聴いてみると、やっぱり僕が好きな音、口元も緩んでニコニコ顔になってきました。もちろんアナログLPでは彼らのアルバムは持っているし、CDも持ってたりするんですが(恥ずかしながら以前P-VINEから出たアート・ネヴィルのCDのライナー・ノートも書いた事があります)、装いも新たに聴くとそれなりの感動もあるものです。(笑)
1960年代の作品を中心に組まれたこのアルバム、けっこう楽しいものでした。新しいものだけでなくルーツに戻って足元を見つめなおせとの啓示のようなネヴィル・ブラザース(バンド名でなくて兄弟の作品ということね。笑)のアルバムでした。おまけに2枚組なのに¥1000もしなかったからね。