ヴァン・モリソン

bearsmick2011-09-03

はい、なでしこジャパンロンドン五輪予選、対韓国戦もヴィデオ・プロジェクターで観戦しました。というか、TV中継が続くのでワールド・カップの時と同じようにそのままのセッティングで営業しています。
まったくサッカー観戦に来られたお客さんではないご家族と一緒に応援していたのですが、それなりに盛り上がりました。(笑)
前半は良かったものの(特に終了間際の2点目)、後半は韓国に押しまくられての辛勝でしたが、内容がどうであれ勝ちきれて勝ち点3をゲットしたのは実力が付いてきたことの証でしょうか。一日おきの日程は確かにきついでしょうが、怪我しないよう頑張って貰いたいものです。
先日、横浜のたけさんと電話で長話して、ヴァン・モリソンの話題で盛り上がったのですが、そのおかげでまたこのところヴァン・モリソンを聴いています。熱心なファンという訳ではないもののヴァン・モリソンは好きなミュージシャン/シンガーの1人で、それなりにLPやCD、DVDは持っています。
アイルランド出身でゼムのシンガーとしてデビューしたヴァン・モリソンは、見事にソウル・シンガーです。好きな映画に、アイルランドの若者たちのバンド活動をモチーフにした「コミットメンツ」という映画があるのですが、その中のセリフに「俺たちアイリッシュはヨーロッパのニグロだ!」というのがありました。なるほどアイリッシュ音楽には黒人音楽だけではないもののソウルフルなものが多いです。このヴァン・モリソンもまたアメリカの黒人音楽に大いにインスパイアーされたミュージシャンで、ブルースやソウル、ファンクやジャズといった黒人音楽を自分なりに消化した素晴らしい音楽を披露してくれています。
ということで今日は1970年に発表された「ムーンダンス」を。ジャズっぽい曲もソウルフルなバラードも、捨て曲が一曲もない傑作アルバムです。ジェシエド・デイヴィスや久保田麻琴もカヴァーした「クレイジー・ラヴ」も入っています。まだ聴いたことがない人、是非聴いてみてね。