懐かしいお客様

bearsmick2011-09-01

9月に入って心機一転、頑張ろうと思っていたのですが、お客様がお見えになりません。端からボウズか!?なんて、ちょっと落ち込んでいたら閉店間際になって懐かしい顔がベアーズ・カフェの扉を開いてくれました。
そのS田君は、ベアーズ・カフェ初期の常連さんで熊本の某銀行に勤める人でした。何時の日か転勤して行かれたので、ここ数年というか現在地に移転して以来顔を見たことがなかったのでした。
なんでも仕事関係の研修会が人吉で行われたそうで、今夜は懐かしい人吉の店5,6軒をはしごして回っていたそうです。となると遅くまで営業している(基本的に深夜2時までの営業です)ベアーズ・カフェは最後の店になったと言うことでしょうか?彼はもう相当酔っているようでした。
ともあれ、一緒にご来店された方も交えて、懐かしい1980年代の音楽や当時の東京のことなどをたくさん話しました。そのS田君は相当の音楽好きで、ソウル好きだったことも思い出したのですが、今夜のリクエストもサム・クックのハーレム・スクェアのライヴだったり、受験の時に聴いていたというトーキング・ヘッズのリメイン・ザ・ライトだったりとなかなかの良い趣味を発揮してくれました。
最後は、エタ・ジェイムスのリクエスト。実は「ロック・ザ・ハウス」のリクエストだったのですが、それを僕が持っていないので、マッスル・ショールズ・セッションで有名な名盤「テル・ママ」を一緒に聴きました。久し振りに聴くエタ・ジェイムス良かったなぁ!ジャニス・ジョプリンが好きな人には是非聴いてもらいたいものです。
懐かしい顔を見ると、過ぎた時間の長さも感じるのですが、変わらぬものもあることも実感出来ます。
ほら、最近ベアーズ・カフェに来ていないそこの人、やっぱり来ないとね!(笑)