刺激

お盆休みも終わり、天気もイマイチな今日この頃、いやぁ、いけませんね、なんだか空気も重たい気がします。ウォーキング時に頭を思いっきりぶつけてクラクラするし、首は痛いしムチ打ちになったかと思いましたよ。何故歩いていて頭をぶつけるか？ですって、橋の下を通る時、低くて屈まなければならないところがあるんですよ。今日はそこに犬がいて「ワン！」と吠えられてビックリした拍子にぶつけちゃった訳で・・・。（泣）
某国営放送の衛星放送で仲間由紀恵主演のドラマ「テンペスト」が毎週日曜日に放送されています。幕末期の琉球を舞台にしたドラマ、仲間由紀恵ファンの僕は録画してまで観ているのですが（笑）、その原作者が池上永一という沖縄出身の作家で、その名前とタイトルは図書館で見て、気になっていたのでした。
ということで先日図書館から借りてきた「シャングリ・ラ」をやっと読み終えたところです。なんせ小さな字で上下２段組、６００ページもある長編だったので、普段は１〜３日で読み終えるのに、今回は１週間ほどかかってしまいました。
内容はと言うと、環境の悪化とともに変貌した未来を描いたＳＦアクション小説と言うことになるのでしょうが、科学技術と宗教/呪術そしてコンピューターを駆使した経済活動そして日本/東京などを絡ませたそれは、ちょっと冗漫でマンガチックでやりすぎ感はあるものの娯楽作品としたらまずまずの出来だと思います。
昨日も書いたように、現実は地味に坦々と過ぎていきます。何事も起きないのはそれはそれで幸せなことですが、ちょっとは刺激的なこともあってもいいかもね。もっとも頭をぶつけるような物理的な刺激はゴメンこうむりたいものですが。（笑）