名盤を一緒に

bearsmick2011-07-27

仕事関係の飲み会?の帰りにフラッとベアーズ・カフェに寄って下さるMさん、今夜も「一、二杯だけ・・・」と言いながらのご来店です。ところが毎度のことなんですが、音楽を聴きながら話をしていると、その1,2杯が4,5杯になります。店とすれば本当に良いお客さんです。(笑)
今夜のそのオーダー推進の役を担ったアルバムは、ザ・バンドのデビュー・アルバム「ミュージック・フロム・ビッグピンク」、言わずと知れた名盤です。とはいえ僕より11歳下のMさんは、今日まで聴いたことがなかったそうで、名曲「ザ・ウエイト」も我がDSDのライヴで知っていたそうです。(笑)
という訳でアナログLPの両面を一緒に聴きました。いやぁ、名曲揃いですね、やっぱり。そして何より素晴らしいのが、1968年に発表されたこのアルバム、当時から孤高の存在感を醸し出していたのですが、現在の耳で聴いても一向に古臭さを感じさせないところです。もっとも今時の若者の耳には古臭く聴こえるのかもしれませんが、少なくても1970年代からロックやポップスを聴いてきた人には、分かってもらえる感覚ではないでしょうか。もちろんMさんもそうおっしゃっていました。それにしてもそのジャケットに写るメンバーの写真、とても若者とは思えない姿です。もちろんそれも恰好のお酒の肴になりました。(笑)
A面最後の「ザ・ウエイト」、そしてB面最後を飾る「アイ・シャル・ビー・リリースト」と今でも僕の大事なレパートリーになっています。Mさんも何回僕のヘタな歌を聴かせられたことでしょう!?でも良かったね、素晴らしいオリジナルを聴けて。(笑)