今年も半分

bearsmick2011-06-30

ほんと月日が経つのは早いっ!と思う今日この頃、2011年も半分過ぎてしまいました。東北大震災〜福島原発事故が起きたり、カミさんのご両親が相次いでお亡くなりになったりと、大きな変化はあったりまた思うところもあったりするのですが、こと個人的には変化に乏しく、これといった感慨は無いかも・・・、これも歳を取ったということでしょうか。(汗)
今月は、例年になく雨が多く、ただでさえ閑になっているのにそれに輪をかけての閑な月になってしまいました。そのおかげで読書だけは進んで、今月一月だけで13冊の本を読みました。もっとも買ったのは青森からの帰り道、羽田空港での待ち時間に売店で買った真藤順丈「地図男」の文庫本だけ、後は図書館で借りてきたものとCちゃんから借りた百田尚樹「ボックス!」で、脈絡もなくエンタメ系の小説を読み飛ばしただけです。¥490の文庫本しか買っていないというのも僕の経済状況もよく表しています。どうかみなさんベアーズ・カフェに来て下さい。助けて下さい。(笑)
読んだ本の中には、面白かったものももちろんそうじゃなかったものもあるのですが、けちん坊な僕は、面白くないものは何処が何故面白くないのかを考えながら、とりあえず最後まで読むようにしています。これもまた時間だけはたっぷりあるから出来ることなんでしょうね。(笑)

以前ここで紹介したこともある小路幸也の新作「ピースメーカー」は、気楽に読める青春小説でした。いつもように作者の音楽に対する愛と興味がまぶされていて、1974年の中学校を舞台にした世界は、東京バンドワゴン・シリ−ズと同じようにまるでTVドラマのようなそしてミステリーの要素もあって楽しく読むことが出来る娯楽作品に仕上がっています。読んでいて顔がほころんできます。
鬱陶しい雨の日、好きな音楽を聴きながらの読書、それはそれで楽しいのですが、仕事中にともなると、やっぱりちょっとナンですよね。(笑)