青森土産

bearsmick2011-06-26

先週の土曜日に、またカミさんは青森へ行ってしまったので、また花の独身生活です。一時帰国という感じでこちらに居たのは10日ほど、今回は3週間青森にいて49日の法要やら家の後片付け、諸々の手続きをするようです。
今回の一時帰国の折、お土産に持ってきてくれたのに「家出のするめ」というものがありました。ちょっと面白いので取り上げてみたいと思った次第。(笑)
青森県が生んだ文化人・有名人の一人に、寺山修司がいるんですが、カミさんの実家に近いところに三沢市寺山修司記念館があるそうで、そこに行ってきた折に買ってきたそうです。こじんまりとしながらもなかなか面白い記念館だったそうで、今度機会を見つけて僕も是非行ってみたいと思います。
僕が進学の為、東京に出た1972年は、まだアングラ文化が残っている時代で、渋谷には寺山修司が主催する「天井桟敷」もその派手で奇抜な劇場もあったものでした。アングラやカウンターといった新しい文化に憧れていた僕も寺山修司の本、例えば「書を捨てて町へ出よう」とか「家出のすすめ」とかを読んだものでした。
で、この「家出のするめ」はお酒のつまみの定番「さきいか」の名前なんですが、そのパッケージに描かれた林静一の絵と共になかなか洒落ているではありませんか。(笑)
最近TVで、同じ青森出身の作家である太宰治作品の映画が放送されていたのですが、その主人公のような自堕落で人間失格な生き方は到底出来な小市民な僕です。青森県民のみなさんは辛抱強くなおかつエキセントリックな人が多いのでしょうか?確かにいつもは優しくおおらかなカミさんですが、本当に怒らせると怖い気もします。おとなしくカミさんお帰りを待つことにします。(笑)