グレッグ・オールマン

bearsmick2011-06-22

今日は変な天気でした。晴れたと思ったら雨が降るといった按配で、洗濯物はバタバタするし、ウォーキング中にどーっと雨が降り出してずぶ濡れになるし・・・、でも濡れたのはほんの10分くらい、寒くないのでというか暑いくらいなので開き直ってウォーキングに励みました。(笑)
さてベアーズ・カフェの営業はというと、相変わらずの閑さなんですが、そうなると読書と音楽鑑賞は進みます。(笑)まだここで紹介していなかったCDにグレッグ・オールマンの今年出た新譜「ロー・カントリー・ブルース」があります。最近また毎日聴くようになって、やっぱり良いアルバムだと思ったので、今日はそれを取り上げてみたいと思います。いかにネタが無いかわかろうというものですね。(笑)
以前ここでも紹介したシンディー・ローパーの新作や、僕はまだ聴いていないのですがトッド・ラングレンの新作もブルース・アルバムだそうです。そしてこのグレッグ・オールマンの新作もそのタイトルが示すように現代ならではのブルース・アルバムで、これまでのいろんなスタイルのブルース・ナンバーが収められています。オリジナルもあるのですが、スリーピー・ジョン・エステスやマディ・ウォータースなどブルース界のレジェンドの作品を取り上げていて、それがオリジナルに敬意を払いつつグレッグならではのソウルフルな歌と自身のハモンドB3、ドクター・ジョンのピアノ、そして今やエリック・クラプトンの右腕ともいえるドイル・ブラムホール2世のギターなどで手堅く演奏され、Tボーン・バーネットのプロデュースで締まったアルバムに仕上がっているのです。
僕を含め、ある年齢以上の世代にとって、いかにロック世代とはいえ、というかロック世代だからこそブルースの影響は避けられません。自分にとってのブルースをきちんと清算して捉えなおすという気持ちになるのはよく分かります。単になぞって真似するのではなく、自分なりのそして今の時代にコミットする気持ちを持ってのカヴァーは、聴いていて嬉しくなります。
先日も書いたように、若い友人のおかげで、最近オールマン・ブラザース・バンドを良く聴いているんですが、もちろんこのグレッグは、そのオールマン・ブラザース・バンドのオリジナル・メンバーであり、シンガー&キーボーディストです。骨太なブルース・ロックのジャム・バンドであるオールマン・ブラザース・バンドとは一味違ったブルース・アルバム、聴く価値は大いにあると思います。