ストーンズ派

bearsmick2011-05-16

今日のウォーキング時にウォークマンから流れてきたのは、ローリング・ストーンズベスト・アルバム「フォーティ・リックス」でした。何本も重なって鳴っているギターのリズム・カッティングが気持ち良く、ウォーキングのペースを後押ししてくれました。
未だに現役、世界最高のロック・バンドであるローリング・ストーンズ、もちろん僕もビートルズ同様、小学生の高学年の時から聴いていました。もっとも当時はGSの方がしっくり来ていたのは確かですが。(笑)我が国のGS(グループ・サウンズ)もたくさんローリング・ストーンズのカヴァーをしていたようですね。
中学生になって、周りにもロックやポップスなどの洋楽を聴いている友人たちが増えてくると、いろんな情報交換と共に自分の贔屓バンドなども出来てきてきます。そして他人とはちょっと違ったものに快感を覚えたりします。女子を中心に圧倒的にビートルズ派が多い中、ちょっとワルな雰囲気もあるローリング・ストーンズ派を気取ってみたりした訳ですが、当時もっとマニアックに「いや、やっぱりアニマルズだよ!」なんて粋がっていた恥ずかしい思い出もあったりして。(笑)
ともあれ、より黒人音楽ノリが強い音楽に心惹かれていたのは事実で、その時代時代の黒人音楽を貪欲に取り入れて来たローリング・ストーンズは、ずーっと好きで聴き続けています。そしてギタリストが弾き過ぎないところも好きです。いつも二人のギタリストが居るにもかかわらず、派手なソロを取らずに、コード・カッティングとリフ中心で曲を組み立てているところも僕的にはポイントが高いところでカッコいいと思います。いかに簡単でカッコよく出来るか、これぞロック的な美意識という気がして、僕のお手本にもなっています。もっとも僕の場合は、下手なので派手なギター・プレーには縁がないのですが。(笑)
普段は「何が好きなんですか?」と訊かれたら、「グレイトフル・デッドとかボブ・ディラン、それにザ・バンド」と答えている僕ですが、けっこうローリング・ストーンズも好きだなぁ!と今更ながら思い知らされた今日の日でした。(笑)