30thメモリアル・デイ

bearsmick2011-05-11

今日は、ボブ・マーレーの命日、それも30年忌でした。毎年ベアーズ・カフェでは、「今夜くらいちゃんとボブ・マーレーを聴こう、そしてちょっと考えよう!」的な試みを行っているのですが、最近は告知をしないでいます。それでも誰が来てくれて、一緒にボブ・マーレーが残してくれた音楽を聴きながら話が出来るか楽しみにしています。
台風1号の影響で(それにしてもこの時期に台風が来るなんて、今まででは考えられないこと。こんなところにも自然の変化/自然界からの人間界への反撃を感じます。)蒸し暑く雨という天候の為、人の出は少ないように思える今夜もまた閑な夜だったのですが、ボブ・マーレーの命日だと知ってやって来た708君は、最近はあまり来ていなかったもののベアーズ・カフェ開店当初からのお客さん、さすがです。
家でもボブ・マーレーを聴いていたという708君(彼もまたベースやジャンベを演奏するミュージシャンです)とは、別段ボブ・マーレーのことを話したわけではないのですが、久し振りにいろんなことを話しました。人吉球磨地方に生息する数少ない音楽バカな僕たちですからね。(笑)もちろんバックにはボブ・マーレーの歌が流れていたことは当然のことです。
今までも何回か書いてきたので、ご存知の方も多いと思いますが、大学を卒業して就職もせずにフラフラ(何をして良いのか何をしたいのか分からないまま、旅をしてたり)していた僕は、1979年のボブ・マーレーの初来日コンサートを観に上京して、そのまま東京に再度住み着き現在へ至る生活を送るようになったわけで、そんな意味もあってボブ・マーレーは僕の人生にとっても大きな存在だったりするのです。もちろんそこには音楽(リズムやビート)と共にメッセージも大きな要素としてあります。今思うと、ボブ・マーレーのレゲエは、ちょっと異色のレゲエですが、僕に当時失われつつあったスピリットとしてのロックを強く訴えかけてきた音楽であったことは疑いようがありません。
最近のレゲエはほとんど聴いていないのですが、これから先もボブ・マーレーの残してくれた音楽は聴き続けることになると思います。せめて5月11日の命日に一緒に聴いてくれる人をベアーズ・カフェでは募集しています。来年が楽しみだぁ!(笑)