細野さんの新譜

先月出た細野晴臣さんのＣＤ「HoSoNoVa」、良いです。
元から細野ファンである僕は、歌モノの作品が特に好きなんですが、今作は収められている１２曲すべてに細野さんの歌が入っているヴォーカル・アルバムです。そしてそれは初ソロ・アルバムである「ホソノ・ハウス」以来のことだそうで、タイトルも「ハウス／家」から「場」になっての登場、これは買うしかないでしょ、やっぱり。（笑）
バックを努めるミュージシャンたちも最近のライヴを務めている若手のミュージシャン高田漣、伊賀航を始め、コシミハルや鈴木茂といった古くからの仲間で固められていて（ヴァン・ダイク・パークスも参加しています）、なんとも落ち着いたするめの様な味わい深い歌と演奏が収められています。それにしてもゆったりとした細野さんの低音ヴォイスでのヴォーカルは、高い声が出ない、シャウト出来ない僕にも大いに参考になります。（笑）
前作もそうでしたが、一回通して聴くとまた聴きたくなるのは、やっぱり優れた作品からなんでしょうね。お洒落なパッケージやブックレットも初めから風格というものを感じさせてくれます。
う〜ん、アルコールとタバコが欲しくなったぞ。（笑）