カーティス・メイフィールド

bearsmick2011-04-12

東北地方では、まだまだ大きな余震が続いていて死者も出てしまったし、福島の原発チェルノブイリと同じレベルの7に上がったし、ほんと大変な状況が続いていて、出来ることも少なくノホホンと過ごしている僕も実際気が滅入っています。おまけに自粛ムードからか店も閑だし・・・。
そんな中、やる気を出させてくれたり考えさせてくれるものといえば、僕にとってはやっぱり音楽です。ウォーキングしている時にウォークマンから流れてきた音楽は、カーティス・メイフィールドのライヴ(写真とは違って亡くなる前の比較的新しいライヴですが、写真がなかったので、1970年代初頭のライヴ作品のジャケ写真を使いました)、残念なことに事故で亡くなってしまったのですが、とても好きなミュージシャン、ソウル・シンガーの一人です。
ボブ・マーレーにも影響を与えたコーラス・グループ「インプレッションズ」を経てソロでも大活躍し、いわゆるニュー・ソウル・ムーヴメントの担い手の一人だったのですが、そのファルセットを多用したソフトな歌ながら、社会的なメッセージを持つ楽曲の素晴らしさは特筆するに価するものです。
今回は自然災害+危惧されていた原発事故という複合的な大震災になってしまったわけですが、カーティス・メイフィールドが取り上げた社会問題もまた通じるところはあると思います。言い古されたことですが、基本的には「愛」なんですね。
僕に出来る「愛」を考えるのですが、自堕落で怠け者の僕にはどうも下世話な「愛」しか出てきません。が、はい、精進します。(笑)
そうそう写真でカーティスが抱えているギターは、フェンダーテレキャスター・シンラインというものですが、彼の影響もあって僕もそのギターを買ったのかも。まぁ、どうでも良いことですがね。(笑)