桃の節句

bearsmick2011-03-03

ということで、娘はいないけど、夫婦二人でカミさんが作ってくれたちらし寿司とはまぐりのお吸い物を頂きながら祝いました。もちろん娘の幸せと健康を祈ってね。
先日、片付け物をしていたカミさんが、娘がまだ小さかった頃の写真を出してきたので、しばし懐かしさも手伝って眺めていたものでした。その中には狭い東京時代のマンションで撮った写真もあって、「お雛様」が飾られている初節句のものもあったりして何気に感慨深かったりもしました。

当然、狭いマンションで飾るには大きな5段飾りと言うわけにはいきません。それでもちょっと頑張って、有名なQ月の江戸木目込み人形の内裏雛を買ったのでした。そういえばその時、店員さんが「安くしてあげて」と係りの人に言ってくれたのも思い出しました。きっと僕ら夫婦、貧乏に見えたんでしょうね。その通りだけど。(笑)
カミさんと「この頃は可愛かったよね。」とか「髪の毛ポヨポヨしていて薄いよね。何時ちゃんとしてきたんだったっけ?」とか思い出話の花を咲かせたんですが、その娘も今じゃすっかりおネェちゃんです。ほんと時が経つのは早いものです。(笑)
3月というのに今夜はとんでもなく寒かったです。「桃の節句」だというのに女性客どころか男性のお客さんの姿も見えません。懐も寒いしブルブルと震えながら、ベアーズ・カフェで坂東真砂子「ブギウギ」を読んでいました。これまた女性作家の作品です。太平洋戦争末期〜終戦後の箱根/東京を舞台にした小説で、面白く読んでいます。なんといってもタイトルに興味を引かれたのですが。(笑)