若者たち

bearsmick2011-01-08

2011年も一週間経ちました。さて、今年はどうなるか、ベアーズ・カフェとしたら気になるところです。
そんな週末の今日、ちょっと嬉しくなるような若者が来てくれました。もう閉店にしようかと思っていたところにご来店の若者たちは、ちょっと音楽に興味があるようです。レコード棚に興味をそそられたようで、「レコード見せてもらっていいですか?」と訊いて来ました。実はそれだけでOKなんです。だって実はそう興味がない人に限って、何も言わずに勝手にレコードを取り出したりしているのを僕は知っているからです。(笑)
で、棚から一掴みのレコードは、パーラメント「チョコレート・シティ」、サム・クック「ライヴ・アット・ハーレムスクウェア」、ダニー・ハザウェイ「ライヴ」となかなかなセンスです。もちろん喜んで一緒に聴くことにしました。話してみると僕の子供でもおかしくない若い人です。が、同じ音楽好きの匂いもプンプンします。いやぁ、なかなかに好い若者たちのようです。
このように新しい人たちと知り合えるのもベアーズ・カフェのような店を営んでいて楽しいことの一つです。けっこう気に入ってもらえたようなので、またのご来店を待っていようと思います。だって、「ここには聴きたいものがたくさんあるし、まさか人吉にこんな店があるなんて!」とある意味感動してくれてましたからね。(笑)
最後は、ロック好きのほうの若者のリクエストで、テレヴィジョンの「マーキー・ムーン」を聴きながら、今夜はお開きになったのでした。パンク/ニューウェイヴはあまり得意ではない僕も好きなレコードです。いやぁ、良い夜でした。