スライド天国

bearsmick2010-11-10

一年ぶりの日倉士歳朗君のライヴでした。彼がボブズ・フィッシュ・マーケットのギタリストだった時代から知っているので、もう35年近くの付き合いになります。東京時代にも僕の店でライヴをやってもらっていたし、人吉に帰ってきてベアーズ・カフェを始めてからも毎年来てライヴをやってもらっているのですが、良い友人関係で繋がっていると感謝しています。
さてそんな日倉士君、知る人ぞ知る我が国有数のスライド・ギタリストなんですが、昨年はゴスペル・アルバム「スティール・メイド」を発表したばかりのツアーで、2連のスティール・ギターを携えてのライヴだったのですが、今回は8弦のワイゼンボーン・スタイルのギターがベアーズ・カフェ初登場でした。それにしても普通のギターが少ないな、日倉士君のライヴ。(笑)
今日は早く人吉に着いたので、先ずは我が家に来てもらって、一緒に録画しているTV番組「ロック誕生」を観ながら、楽しくおしゃべりしていました。その後、ベアーズ・カフェへ行ってちょっとリハーサルをして、お気に入りの「茶びん」で餃子&ビール、そしてチャンポンという、僕にとっての黄金定番の食事を取り、いよいよライヴがスタートです。今夜は、たくさんのお客さんが来てくれて盛り上がりました。





今回は6本のギターを持参してのライヴです。もちろん曲によって使い分けるのですが、ゴスペルでの美しい調べもブルース表現での悪魔のスライドも確かな日倉士ワールドで魅せてくれます。さすがです、上手いです。
まるでボートのような8弦ギターには特注のピックアップが取り付けてあります。


ギター・ファンの人の為に、上の写真もアップしておきます。これだけのセッティングとライヴを毎晩一人でこなして、クルマも運転している日倉士君、ぼくより一つ上のアラカンですが、偉いですよね。(笑)
大盛り上がりでライヴ終了後は、もちろん宴会に突入。僕もたくさん飲みました。女性陣が少なかったのがナンですが、CDやDVD、そしてTシャツもたくさん売れたのは、やっぱりライヴが良かったからでしょう。

そういえば、我がDSDのメンバーは来なかったべっちを除いてみんなTシャツを買ってました。今度みんなそのTシャツ着てライヴしてみようかな?日本晴レコードの社長M本氏から金一封貰えるかも。(笑)
いやぁ、楽しく刺激的なライヴでした。もちろんお酒も美味しかったことは言うまでもありません。が、家に帰ってきてからTV観ながらまた飲んでいたものの知らないうち寝てしまっていました。(笑)
そうそうボブズ・フィッシュ・マーケットは、再編してレコーディングを終えたそうです。ちょっとその音源を聴かせてもらったのですが、実に素晴らしいです。来年の1月か2月には出るそうですが、楽しみです。発売記念ライヴもあるそうなんですが、観に行きたいのはヤマヤマ・・・。貧乏って嫌だ!ってまたも思っちゃったりして。(笑)