ロックだなぁ!

bearsmick2010-11-08

自分ではあまりCDを買ってないのですが(というより貧乏で買えない!?苦笑)、ありがたいことにいろんな人からいろんな音源を聴かせてもらっています。音楽系の飲食店を営んでいる身とすれば、本末転倒な感じと思うのですが、いろんな人と一緒にそれなりの音量で聴く場所を提供しているという点だけで、それもまた良しということにしておきます。(笑)
ということで、今夜はCちゃんがローリング・ストーンズのギタリストであるロン・ウッドの新譜「I Feel Like Playing」を持ってきて聴かせてくれました。
もちろん僕は、ローリング・ストーンズは好きですし、ロン・ウッドも好きです。ベアーズ・カフェの壁には、ロン・ウッド直筆のサイン入りLPジャケット(ギミ・サム・ネック)が飾ってあるくらいです。そういえば、まだローリング・ストーンズが日本に来ていない時代、一足先に来日公演をしたロン・ウッドのコンサートにも足を運んだものでした。その時はボ・デッドリーとのジョイントでしたね。僕の前の席にボ・ガンボスのどんとがいたのも良い思い出です。
今回のアルバムもロニーの趣味指向が色濃く出ている、時代ウンヌンとは関係なく作られたもののようですが、これが良いんです。一見地味なくらいですが渋いスライド・ギターが唸る曲やレゲエ、そしてもちろんイカしたリフのロックンロールなど、いかにもロニーといった曲のオン・パレードです。
ゲスト・ミュージシャンも豪華で、スラッシュ (ギター/元ガンズ&ローゼズ) 、フリー( ベース/レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) 、 ビリー・ギボンズ (ギター/ZZトップ) 、イアン・マクレガン (キーボード/フェイセズ) /、ワディー・ワクテル (ギター/エクスペンシヴ・ワイノウズ) 、そしてローリング・ストーンズのツアー・メンバーである ダリル・ジョーンズ (ベース) やバーナード・ファーラー (ヴォーカル) も参加しています。
やんちゃで陽気なロン・ウッドならではのサウンド、これがまたロックなんですよ。タイトル通り、遊ぶかのようにロックしているんでしょうね。
還暦を越え70歳にもなろうかという、こんな素敵なロック・ミュージシャンがまだまだ元気です。僕も負けずにロックしていきたいと思います。